日々の沖倉製材所

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モクションのディスカッション終了しました

本日は、建築家のと富永氏と、隈研吾氏とのディスカッション。モクションでの『建築家×製材所 木材流通から考える住宅』に登壇しました。

打ち合わせを早々に済ませ、リハーサルもこなしての本番へ。You Tube配信もありの中、富永氏が沖倉製材所に自転車で訪れたときのお話について、隈研吾氏からは『製材所までいってやろうと言う行動力の素晴らしさと、自転車が社会のシステムを変える儀式としての道具になったはず』といった、独特な考えをユーモアを交えてお話してくださいました。

隈研吾氏のコンクリートから木へのシフトについても、『なんのために木を使うのか。それは、社会のシステムを変えたいという想い。その社会のシステムとは人間の生き方そのものであり、人間の生き方を変えたいとの気持ちから木への想いに繋がった。産業だけでなく、人間が生きてきた中で狩猟採集の原点が木材を使うことで感じることができる。反近代といった事だけで木を使うわけではない。』とのお話も皆さん興味津々でした。

近々の作品、渋谷区松濤のトイレで吉野杉を使用した例を上げ、『不思議な存在の吉野杉を渋谷のど真ん中に佇むある意味街の中の不思議な存在の公園に使いたい』との想いも語られました。

『端材から考えること、それは材料からデザインを考えいくこと。そこに必ず出てくる自分を問い直したり否定したり、自身のフィルターに何度も問いかけていくことが大切。』

短い時間ではありましたが、共に木を扱う者同士、実のある時間を過ごすことができました。

終了後は、参加者の皆さまと懇親会を少し。多摩産材に興味を持ってくださる設計士、東京十二木に関心をお寄せくださった大手新聞社の記者の方等、様々な出会いを頂きました。ありがとうございました。

https://youtu.be/I1i1cmxTMm8

⚠(2:40より始まります。)

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