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冬至と東京十二木

2021年の冬至は22日です。冬至の日は、季節の変化を24通りの指標で表わした「二十四節気(にじゅうしせっき)」の起点です。沖倉製材所から生まれた『東京十二木』は、この二十四節気をモチーフに、暮らしの基準である12ヶ月に樹種を当てはめて活かしています。

当時は、全ての「陰」が「陽」に変わる日と考えられており、「一陽来復」と言われます。又、冬至には「冬至の七草」と呼ばれる食材があり、七草で運を呼び込む習わしがあります。

南京、蓮根、人参、銀杏、金柑、寒天、饂飩…..全てに「ん」の字が入っており、「運」が強くなる食材とされています。日本の12の気候とその風習は驚くほどの私達の生活を左右し、善きことへと導いている事がわかります。

冬至に「ゆず湯」に入るのは、「陽」の気を取り込む儀式で身を清めるため。柚子は香りが強く、香りで邪悪なものを遠ざける邪気払いには必要とされたそうです。柚子は「実がなるまでに長い年月がかかる」という特徴があり、「これまでの努力と苦労が実りますように」という想いが込められています。

とうきょうの木・多摩産材・桧も香りが強く、きっと邪気を払い私達の健康的な暮らしに貢献してくれます。二十四節気に沿った暮らしの提案。『東京十二木の家』と『冬至』に今一度想いを巡らせてみました。

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