多摩産材外壁材の美しい改修工事が終了しました
地域と紡ぐ皇族別荘の新たな物語―『旧東伏見宮葉山別邸』改修工事を経て開業へ
外壁だけでなく、室内も白い壁がまぶしい「別邸」。天井が高く、気品ある空間――「新たに建てたもの」とは一線を画す存在感(工事終了後の様子/2025年6月)です。
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昨年12月に工事に着手。建築に関わる有識者の知識を借りながら・意匠を守りながら、外壁から屋根、内装まで、以前の改修の際にも関わっていた家具職人をはじめ地元の工務店など、工事には多くの方に協力いただきました。今では再現が難しい伝統的な技術や素材、職人の手仕事が残る建物は、それ自体が貴重な文化遺産。これを失えば、伝承自体も断たれる可能性があります。「守り継ぐ」という言葉にはそんな意味も含まれています。
ようやくお披露目となった「別邸」で開催行われた開業のセレモニーには、一社の理事をはじめ、改修工事に関わった専門家や寄付者・投資家などが集まりました。
竣工以降、葉山のこの場所で、静かに時を刻み続けてきた旧東伏見宮葉山別邸。いま再び、地域とともに新たな物語を紡ごうとしています。この再生は、誰かにバトンを渡すのではなく、地域の人たち、この建物や場所に関わる人たちみんなで大事に守り継ぐための「はじまりの一歩」。私たちは、この歴史ある別邸が、未来へ希望を繋ぐ場所となるよう願っています。
〜〜〜〜建築家 丸谷博男〜〜〜〜
https://enjoyworks.jp/times/193/
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