日々の沖倉製材所

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多摩産材採用へのプレゼンをさせて頂きました

多摩産材『杉タルキ』について。

私共が製材し納材するものは、100%東京の森から生まれた『多摩産材』です。70年の製材事業において、多摩産材の普及に尽力をしてまいりました。

○○○○○○のコンセプトにありますように、『産地から人の手によって生み出されるものを残したい。300年、工芸の栄枯盛衰を見てきたものとして、なんとか100年後も工芸が人々の暮らしと共にあるように。』との願いが、同じように『東京の木・多摩産材』にもございます。

日本の工芸を元気にする取り組みの中に、『東京の木・多摩産材』を活かして頂けることは東京の製材所にとって、大変喜ばしいことです。

沖倉製材所も、地域の材を活かし、地域の人を雇用し、地域の大工や工務店などと連携し、関係する人たちとの信頼を培いながら、ものづくりを継続して参りました。

自然と人が調和して生きられる未来のためには、『林業と山々の再生』が不可欠であると考えます。そして常に、『製材所として我々に何ができるのか』を課題とし、事業を展開し、90年代後半からは、一本でも多くの多摩産材を世に送り出すことを使命として、「地産地消」に取り組んで参りました。

戦後、 日本全国で大量のスギとヒノキが植林され、現在それらの木々が伐期を迎えています。多摩地域にもたくさんの良材が伐られる時を待っています。人口が多く需要も大きい東京で近場の多摩産材を使うことは、地元の資源を最大限に活かし運搬にかかるエネルギーやCO2排出を削減し、地球環境への負荷を低減できるという意味で、大きな貢献です。

沖倉製材所は、先代が残してくれた山を守るために、名もない東京の木を認証制度によって『多摩産材』として立ち上げました。東京の林業・製材業の栄光と衰退を見てきた沖倉製材所は、日々多摩産材の普及に信念と誇りを持って取り組んでいます。

○○○○○○様が今や東京オリンピックの玄関とも呼べる天王洲に位置し、更に木材を貴重とした発信基地において、『東京の木多摩産材』を、これからの工芸品の伝承のため、その一部として活かしてくださることを期待いたします。

沖倉製材所は多摩産材普及のためには日々本気です。

 

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