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性能検査表示 グレーディングについて

ウッドショックから三年。ようやく集成材を使いたい方々には納期も価格も戻り始めてきましたが、その間に無垢材に関心が集まりました。無垢材を使うには性能検査表示が必至ですが、ただグレーディングにかければ数値が出るわけではありません。

目利きによる丸太の吟味があればこそ、性能検査で素晴らしい数字を出せるのです。それが無垢材の難しさ。ここをクリアしてこそ高品質の多摩産材となるのです。

先日視察した公共施設に納めた「多摩産材桧構造材」は全て強度検査をし、E90以上の数値をなんなくクリア。
もちろん乾燥方法も、高温にはせず中低温と天然乾燥を併用。最大は7メートルの390㎜の梁材です。

無垢材を使いたい人がいる限り、沖倉製材所はこれからも、この技術を惜しむことなく駆使し、皆様のために尽力していきます。

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