製材所から始める家づくりとは
沖倉製材所は、製材所から始める家づくりにおいて、様々な立場の方々から見学会のオファーを頂き取材が入ります。先日開催された東都生協主催 『多摩の森見学ツアー』も、日刊木材新聞に掲載されました。
この多摩地域で育った多摩産材は、スギ、ヒノキの強度が高く、グレーディングマシンでは、スギで高度性能値E90、ヒノキでE110の結果は通常です。集成材やJAS製品からの置き換えで採用される方からも多くご相談を頂いています。
材面の見た目にも違いが出ます。スギ材においては、白太と赤身の色が綺麗に出ます。これは適切な乾燥方法とり、木材に含まれる油分を生かす乾燥に拘るからです。
天然乾燥を併用した中低温乾燥により材面の色が綺麗に出るのです。
住宅新聞の取材では、『東京十二木』についても注目して頂いています。『東京十二木の家』が木材の地産地消であるからこそ、地域の林業を活性化させるメリットがあるのです。
これは、長距離運搬の二酸化炭素排出量の削減に繋がることや、チップを燃料にし、木材を乾燥させる際の熱源にしていること等、山の恵みである木材を余すことなく使い切る自然への敬意全てが製材所から始める家づくりです。
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