沖倉製材所

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地中のトウキョーオフィス 

 

-一人一人の居場所と交流のきっかけを作る生命感あるリノベーション-

東京、飯田橋界隈の地下2階にあるオフィスの改修計画。

既存のオフィス空間は地下2階のため自然光が少なく、システム天井やOAフロアで構成された均質で白く明るい人工的な場所であった。クライアントからの特徴的な要望は、face to faceのコミュニケーションが促進される場所を設けたいとのことだった。そこで、沖倉製材所で保管されていた多摩産材の様々な樹種をふんだんに用いて地下階特有の個性を高め、生々しい生命感のある地中の働く場所を計画した。

そして、動植物の行動や成長を設計手法に取り入れ、地下階らしい静と動が共存する「動き出しそうな生々しい空間」を目指した。「貼る、建てる、設置する、剥がす、塗る」のような人が建築を作る言葉で計画するのではなく、「羽ばたく、生える、転がす、這う、崩れる」のように地中に潜む動植物の行動や成長、風化になぞらえて計画するとともに、風化した木材や家具、さまざまな年代の素材を取り入れ、地中性を空間に浸透させることを考えた。

生命の気配がする地下空間の中、地中が生命を育んできたように、働く人々の創造性やコミュニケーションが動き出し、活性化する場を目指した。

仕上がりをぜひこちらからご覧ください

https://okafujiishi.com/2024/02/06/483/

#多摩産材 #岡藤石 #製材所から始める家づくり #沖倉製材所

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