日本の木造建築と無垢材
JAS集成材で建設された大阪万博の「大屋根リング」の木材が珠洲市の復興公営住宅などに活用されことになったそうです。
万博協会は、解体後の木材を無償で譲渡するとし珠洲市が応募。珠洲市民は、大阪万博の屋根が来ることに、「いいねえ、だって材料もいいの使っているだろうから良い話ではないか」と喜んでいるとのこと。
しかし、無償譲渡後の様々なコストはどうなるのでしょうか。被災地である珠洲市側は理解できているのかと心配になります。
一方、無垢材に対しての問い合わせも多い中、JAS製品の杉の強度がE70からE50に低く変更されます。
文化財や社寺仏閣、古民家改修などの日本の建築は工業製品だけでは賄えません。
日本の木造建築は、数字で解決できることだけではなく、経験と実績から得た体感が守って来ていることをもっと理解するべきなのです。
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